イラン革命防衛隊、西部で軍事訓練 戦闘態勢強化=国営通信
(VOVWORLD) -イラン国営通信(IRNA)は11日、同国の精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が西部で軍事訓練を行っていると伝えました。13日までの予定といいます。
(写真:AFP/TTXVN) |
IRGC当局者は9日に開始された訓練について、イラクとの国境に近い西部ケルマンシャー州で続いており、「戦闘態勢と警戒態勢の強化」が目的だとIRNAに語りました。
イランは先月末に首都テヘランでイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、イスラエルに報復すると宣言しています。
イランとハマスはイスラエルがハニヤ氏を殺害したと非難していますが、イスラエルは肯定も否定もしていません。
イスラエルのガラント国防相は声明で、イランとレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラに対し「過去にない方法でわれわれに危害を加える者は過去にない方法で攻撃される可能性が高い」と警告しました。
イスラエルは戦線がさらに拡大することを望んでいませんが、それに備える必要があるとも述べました。(ロイター)